JR東日本では,2018(平成30)年10月15日(月)から16日(火)にかけて三鷹車両センター所属の209系500番台C508編成が豊田→新秋津→大宮→高崎→新津→土崎の経路で配給輸送され,青森改造センターに入場しました.ドアステッカーなどの撤去が確認できたため,他路線への転用改造が目的と思われます.けん引機は,豊田→高崎間が長岡車両センター所属のEF64 1031,高崎→土崎間が同センター所属のEF81 141でした.
同編成は13日(土)に三鷹→日野→東大宮(操)→東浦和→日野→三鷹の経路で方向転換のために回送され,14日(日)に所属先の三鷹車両センターから豊田車両センターまで自力回送されていました.なお今回の輸送で三鷹車両センターからPS28B形パンタグラフを搭載する209系500番台1次車がすべて撤退することになり,PS33A形パンタグラフ搭載の2次車3編成(C510編成・C511編成・C512編成)を残すのみとなります.またクハ208-508の運転席には「ありがとう三鷹最後の菱形パンタ508元ラシ58」と書かれたボードが設置されていることも確認できました.
写真:渋川—敷島間にて 2018-10-15
投稿:鎌田 彬宏