阪神電気鉄道では,灘五郷酒造組合,神戸市,西宮市と協力し,『「灘の酒蔵」活性化プロジェクト』の一環として運行しているラッピングトレイン「Go!Go!灘五郷!」(1000系1編成・6両)の車内に,2018(平成30)年9月から「菰樽(こもだる)つり革」を登場させた.
『「灘の酒蔵」活性化プロジェクト』は,日本一の酒どころである「灘五郷」を盛り上げるために,2017(平成29)年10月から実施している.今回の「菰樽つり革」は,一目で日本酒と分かるミニチュアの菰樽をつり革の上部に取り付け,利用者に目で見て楽しんもらうとともに,阪神沿線が酒どころであることを宣伝するするもの.「菰樽つり革」は,1車両あたり8本,1編成(6両)で計48本を設置.そのデザインは,灘五郷にある25の酒蔵のラベル(各1本)と,「Go!Go!灘五郷!」のロゴなど(7種類)の計32種類を設置した.
また,ラッピングトレイン車内の壁やつり革の鞘には,灘五郷に関連したステッカーを,ポスター枠には灘五郷に関連するイベントなどを紹介するポスターを掲出することで,車内外とも灘五郷一色の列車となっている.
写真提供:阪神電気鉄道