阪神電気鉄道は,灘五郷酒造組合,神戸市および西宮市と連携して『「灘の酒蔵」活性化プロジェクト』に取り組むと発表した.そして,このプロジェクトのキックオフイベントとして,10月1日(日)の「日本酒の日」に合わせて,ラッピングトレイン「Go!Go!灘五郷!」の運転を開始する.
使用車両は1000系1編成(6両)で,阪神本線,阪神なんば線,神戸高速線のほか,相互直通運転先である山陽電鉄線や近鉄線でも運転する.
ラッピングのデザインは,日本一の酒どころ「灘五郷」(兵庫県神戸市の西郷・御影郷・魚崎郷と,西宮市の西宮郷・今津郷の5つの酒造りに適した土地の総称)が育んできた日本酒文化を,ほっこり楽しい和風テイストなイラストレーションで表現し,「既成概念にとらわれず,もっと気軽に日本酒を楽しんでほしい」という思いが込められている.
運転開始日である10月1日(日)には阪神甲子園駅において,ラッピングトレイン「Go!Go!灘五郷!」の出発式が行なわれるほか,車内では,「灘の酒」や「灘の酒蔵」の知識を深めるポスターや関連イベントの案内ポスターの掲示(2017年度の掲示期間は秋・冬各約1ヵ月間)を行なう予定.
写真:ラッピングトレイン「Go!Go!灘五郷!」のイメージ(阪神電気鉄道のニュースリリースから)