JR東日本は,2018(平成30)年度内の開業をめざして復旧工事を進めている山田線宮古—釜石間について,大槌川橋りょうの軌道敷設工事をもって2018(平成30)年7月18日(水)に全区間のレールがつながったと発表した.
駅舎については,磯鶏が6月12日(火)に修繕が完了し,織笠・鵜住居は8月上旬,浪板海岸は9月末に完成する予定となっている.
今後,8月21日(火)に釜石—大槌間にディーゼル機関車が入線し,9月12日(水)まで宮古—釜石間で完成した土木構造物の強度などの確認が行なわれる.10月以降は完成した鉄道施設の検査などを実施しながら,撤去などの残工事が進められる.2019(平成31)年1月以降には,鉄道施設の安全性などについて最終確認を行なうために,試運転を行ない,2月以降,三陸鉄道による訓練運転が実施される予定.
写真:JR東日本盛岡支社のニュースリリースから