JR九州では,運転時刻や運転両数の一部を変更すると発表した.これは,2018(平成30)年3月17日(土)のダイヤ見直し以降,利用客などからの意見や,一部区間不通となっていた久大本線が2018(平成30)年7月14日(土)に復旧することにあわせて実施される.
日田彦山線では,添田7:17発小倉行き(8:33着)の快速列車が,添田—香春間ですべての駅に停車するようになるほか,鹿児島本線では,荒尾21:05発鳥栖行き(21:46着)快速列車を普通列車に変更.また,鹿児島本線の区間快速については通勤・通学時間帯の列車(計3本)の車両数を6両から9両に増やす.
久留米駅では久大本線と鹿児島本線相互の列車接続を,また大分駅では,別府方面から幸崎方面への列車の接続を改善する.日田駅から由布院方面,大分駅から幸崎方面の時刻を変更し,大分駅から由布院方面の列車の行先を変更する.また佐賀地区では鳥栖—肥前山口間の普通列車など計6本の時刻の見直しを実施する.
同社では3月のダイヤ改正後,2018(平成30)年4月に吉都線,日豊本線,肥薩線の普通列車について車両両数の変更(1両→2両)を,5月からは長崎地区において,快速列車を2ドア車両から3ドア車両に変更している.また,熊本駅では平日朝の通勤時間帯の混雑緩和を目的に計11本の列車ののりばが変更されている.
今回の久大本線の日田—光岡間の復旧にあわせて,久留米—日田間のダイヤが変更される.特急“ゆふいんの森”や特急“ゆふ”は久留米経由で運転となるほか.特急“ゆふ”は,当分の間5両編成で運転される.
写真:JR九州キハ72系 編集部撮影 南福岡車両区竹下派出にて 2015-7-13(取材協力:JR九州)