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JR東日本「TRAIN SUITE 四季島」,2018年度「東日本の旬」コース(早春)・2019年度4月~6月期の「3泊4日コース」のツアー参加者募集を開始

JR東日本E001形

写真:JR東日本E001形  編集部撮影  川崎重工業兵庫工場にて  2016-8-24(取材協力:JR東日本・川崎重工業)

JR東日本は,「TRAIN SUITE 四季島」,2018(平成30)年度「東日本の旬」コース(早春の2泊3日)および2019(平成31)年度4月~6月期の「2泊3日コース」のツアー参加者募集を開始した.
 「東日本の旬」コースは,年間を通じて運行する各コースに加え,その時々の東日本エリアに息づくその季節ならではの旬を楽しむもので,今回は早春の2泊3日コースの販売を開始する.
 出発日は2019(平成31)年2月9日(土)・13日(水)および3月5日(火)で,1〜2日目は上野→湯河原→熱海→(車中泊)→高崎と乗車.湯河原では約4000本の紅梅・白梅で有名な幕山公園を散策し,熱海ではMOA美術館で江戸時代の画家・尾形光琳作の国宝「紅白梅図屏風」を鑑賞することができる.2日目は,高崎→横川間でD51形蒸気機関車けん引による旧形客車に乗車.その後は安中地区の下車観光と,軽井沢でのランチおよび国内外で活躍中のフラワーアーティストであるニコライ・バーグマン氏とともに軽井沢でフラワーアレンジメントを体験.再び横川駅(または高崎駅)からは「TRAIN SUITE 四季島」に乗車し車中泊となる.3日目は,2月9日(土)・13日(水)出発分は友部駅で下車し,「笠間工芸の丘」で笠間焼陶芸体験で作品作りを行なう.3月5日(火)出発分では偕楽園駅で下車し,梅の見ごろを迎える偕楽園を見学する.その後は友部駅から「TRAIN SUITE 四季島」に乗車し,房総半島を一周し,車窓から菜の花畑や夕日を眺めた後,上野に戻る.
 旅行代金は,「東日本の旬」コースのスイートが70万円,デラックススイート(フラットタイプ)が85万円,四季島スイートが90万円(いずれも2名1室利用時の1人あたりの場合)となる.なお,1名での申込みはできない.

 2018(平成30)年4月から6月の毎週月曜日を出発日とする「3泊4日コース」では,1〜2日目に上野→日光→(車中泊)→函館→伊達紋別→登別と乗車.途中,日光と函館で下車観光のほか,2日目の宿泊地をニセコエリアおよび登別エリアから選択する.3日目は東室蘭→洞爺→新函館北斗と乗車.北海道新幹線で新青森または「TRAIN SUITE 四季島」で青森に向かい下車観光(2コースから選択)の後は,青森または弘前→(車中泊)→鶴岡→あつみ温泉→新津→東三条→上野と乗車する.
 なお,3日目の青森では,2018(平成30)年10月・11月期に案内した3泊4日コースの「津軽コース」に代わり,「五能線コース」を用意する.「五能線コース」では,新幹線で新青森駅で下車し五所川原を観光した後,五能線の観光列車「リゾートしらかみ」に貸切乗車.車内で夕食後,弘前駅から再び「TRAIN SUITE 四季島」に乗車する.もうひとつのコースである「縄文コース」は引き続き募集する.
 旅行代金は,スイートが75〜77万円(宿泊する宿により異なる),デラックススイート(フラットタイプ)が90万円,四季島スイートが95万円となる.

 2019(平成31)年4月から6月の毎週土曜日を出発日とする「1泊2日コース」は,上野→塩山→姨捨→(車中泊)→喜多方→会津若松→上野と乗車し,1日目の塩山と姨捨および2日目の喜多方と会津若松ではそれぞれ下車観光などが設定される.
 旅行代金は,スイートが32万円,デラックススイート(フラットタイプ)が40万円,四季島スイートが45万円(いずれも2名1室利用時の1人あたりの場合)となる.

 このほか,2019(平成31)年出発分からは,「TRAIN SUITE 四季島」の総料理長として,現在,東京ステーションホテル副総料理長である佐藤滋氏が就任する.「四季島」では,現在,日本ホテル取締役統括名誉総料理長の中村勝宏氏が行程中すべての料理を監修,岩崎均氏が総料理長に就いているが,佐藤総料理長就任後も中村・岩崎両氏は引き続き行程中すべての料理を監修する.

※写真はイメージです.

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