JR東日本では,2011(平成23)年夏の豪雨の影響で不通となっている只見線会津川口—只見間について,2018(平成30)年6月から復旧工事に着手すると発表した.
同区間については,2017(平成29)年6月に,JR東日本と福島県の間で,上下分離方式による鉄道復旧に向けた基本合意および覚書が締結されている.今後,2018(平成30)年5月から復旧工事着手に向けた準備工事を進め,6月から橋りょう復旧をはじめ,盛土復旧,のり面工新設,排水設備しゅんせつなど土工設備工事,レールおよびまくら木復旧・交換,道床交換などの軌道工事,ケーブル復旧,信号設備および踏切保安機器取替えなど信号通信の工事が実施される.
なお,この復旧工事の開始にあわせて,6月15日(金)には起工式が行なわれる予定.
JR東日本,只見線会津川口—只見間の復旧工事に着手
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