道南いさりび鉄道では,同社の保有するキハ40形気動車9両のうちの1両を,2018(平成30)年6月上旬から,車体色を「朱色5号」に変更して運用を開始すると発表した.
塗装を変更するのはキハ40-1807号で,塗装変更にあたり,過去の設計資料から可能な限り当時の塗色や車両標記などを細部にわたって再現する.
この企画は,過去にこの塗色の車両での通勤・通学・旅行などの思い出がある沿線在住者や,全国の根強いファン向けに,道南いさりび鉄道沿線地域来訪のきっかけ作りのひとつとして実現した.
なお,運用初日と2日目の該当列車では,記念乗車証が配布される.また,“ながまれ”号のようなテーブルを設置できる仕様とはせず,通常の定期列車として運用する.
画像:「復活塗色車両」の側面イメージ(実物とは異なる場合があります)(道南いさりび鉄道提供)