東武鉄道では,2018(平成30)年4月19日(木)から,東上線新河岸駅でもBGMの音楽試験放送を開始すると発表した.
試験放送は,東西自由通路を除いて,毎日6時(初日の4月19日は12時)から23時の間,実施される.
6時から11時はPianoCompilation(ピアノで奏でる落ち着いた楽曲)を,11時から16時はJ-POP JAZZ COVERS(ジャズの演奏によるJ-POPの楽曲)を,16時から23時はボサノヴァBGM(ミディアムテンポのボサノヴァの楽曲)を放送する.
新河岸駅は,2017(平成29)年12月から東西自由通路および橋上駅舎の使用を開始しており,駅コンコース内には,「壁面緑化整備」,「意匠照明整備」,「アロマディフューザー整備」を取り入れている(鉄道ニュース2017年11月25日掲載記事参照).これらに加えて今回,BGM放送をすることで,朝の時間帯には優しい落ち着いた楽曲によるリラックス効果を,日中はジャズの演奏による楽曲により,ジャズの街としても知られる川越の魅力発信を,夕方以降はボサノヴァの楽曲によるヒーリング効果などを期待し,さらなる駅空間の快適性向上をめざす.
なお,先行試験放送を開始している北千住駅では,同日から1階ホーム(1〜4番線および特急のりば)まで放送範囲を拡大し,引き続き試験放送を実施する.
写真:新河岸駅東口駅舎(東武鉄道のニュースリリースから)