堺市・南海,浜寺公園駅旧駅舎の活用を開始

堺市・南海,浜寺公園駅旧駅舎の活用を開始

堺市と南海電気鉄道,浜寺昭和校区まちづくり協議会,特定非営利活動法人浜寺公園駅舎保存活用の会では,国の登録有形文化財である浜寺公園駅旧駅舎の保存活用を検討していたが.その活用内容が決定し,2018(平成30)年4月15日(日)から営業を開始した.
 営業時間は10時から17時で,絵画や手芸品などを展示するギャラリー,お茶や読書を楽しめるカフェ・ライブラリーおよびイベントホールなどとして活用される.
 浜寺公園駅は1897(明治30)年に開業し,1907(明治40)年に今回保存された旧駅舎に建て替えられた.旧駅舎は,東京駅などの設計で知られる辰野金吾氏が主宰していた「辰野片岡建築事務所」の設計によるもので,1998(平成10)年9月には大手私鉄の駅舎で初めて国の登録有形文化財として登録され,2000(平成12)年の第1回「近畿の駅百選」にも選ばれている.その後,南海本線(堺市)連続立体交差事業にともない,2016(平成28)年1月から仮駅舎に切り替え,2017(平成29)年11月から12月にかけて,旧駅舎の曳家(ひきや)工事を実施し,現在の場所に移設された.

写真:南海電気鉄道のニュースリリースから

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