JR東日本では,東日本大震災により被災した山田線宮古—釜石間の復旧工事を,2018年度内の開業を目指して行なっているが,織笠・浪板海岸・鵜住居の駅舎について,各地域の特色を踏まえたデザインにより復旧工事を行なうと発表した.
3駅はともに鉄骨平屋建てで,織笠は,山田湾に浮かぶオランダ島をモチーフとした屋根の形状と,海の透明感をイメージしたデザイン,浪板海岸は,波頭をモチーフとした屋根の形状と,海への眺望に配慮したデザイン,鵜住居は,ラグビーのスクラムをモチーフとした千鳥配置の開口部と,海の砂浜をイメージしたデザインとする.
このほか,磯鶏・津軽石の2駅についても駅舎修繕を実施する.工事期間は,織笠・浪板海岸・鵜住居とあわせて2018(平成30)年4月から8月までの予定.なお,陸中山田・大鎚の2駅については,地元自治体による駅舎新設が予定されている.
写真はいずれもJR東日本盛岡支社のニュースリリースから