JR東日本は,品川駅付近で京浜東北線(南行)の線路切換工事を,2018(平成30)年6月16日(土)終電後から17日(日)10時40分ごろまで,およそ10時間かけて実施すると発表した.
品川駅では,2011(平成23)年から,駅改良および新駅開業に向けて工事が行なわれており,今回の工事では,2ヵ所において,線路切換を実施し.京浜東北南行線を東側に線路移設し,品川駅5番線が新たに京浜東北線(横浜・大船方面行)ホームとなり,現在使用している4番線は使用停止となる.また,異常時折返し運転能力向上のため,横浜方の分岐器が使用開始となる.
工事にともない,京浜東北線は品川—上野間で運休となり,品川・蒲田で大船方面に折返し運転 (品川—蒲田間は通常の5割程度の運転本数),上野・東十条で大宮方面に折返し運転 (上野—東十条間は通常の5割程度の運転本数)となる.東海道本線は,東京—品川間で運休となり,東海道本線は品川で横浜・小田原方面へ折返し運転,上野東京ラインは東京で上野方面に折返し運転となる.
なお,悪天候などにより工事の実施ができない場合は,2018(平成30)年7月7日(土)~7月8日(日)に延期される.
図:太線が京浜東北線の新南行き線となる(JR東日本のニュースリリースから編集部作成)