相鉄グループの相模鉄道では,相鉄本線の大和駅に小田急江ノ島線との乗換改札口を設置するとしていたが(鉄道ニュース2017年11月9日掲載記事参照),2018(平成30)年3月17日(土)始発から改札機の運用を開始すると発表した.
これは,相鉄とJRおよび東急電鉄との相互直通運転に向けた環境整備の一環として行なわれるもので,大和駅ではこれまで,小田急線との乗換え駅でありながら,乗換専用の改札機は導入されていなかった.
改札機は18台導入され,相鉄線と小田急線を乗り換える場合は,それぞれのホーム→乗換改札口→乗り換え先のホームと,乗換改札機のみ通過する.相鉄線を利用し,小田急線側の改札口で出場の場合は,相鉄線ホーム→乗換改札口→小田急側改札口(入場の場合は,その逆)となり,改札機を2回通過する.また小田急線を利用し,相鉄側の改札口で出場の場合も,小田急線ホーム→乗換改札口→相鉄側改札口(入場の場合は,その逆)となり,改札機を2回通過する.
なお,同日からは小田急線との,乗換えきっぷの発売範囲も変更される.
写真:相模鉄道WEBサイトから