鹿児島市交通局では,2018(平成30)年2月20日(火)から,京浜急行電鉄の2100形のカラーリングを施した9500形の運転が開始されました.
これは,2018年11月に羽田空港国内線ターミナル駅が,開業20周年となることを記念して,京急が企画した広告で,九州では長崎電気軌道に続いて2例目となります.また,鹿児島市交通局が他の鉄道会社の広告を施したのは,2005(平成17)年の肥薩おれんじ鉄道に次いで2例目ということです.
このカラーリングは,京急から2100形に施されているレッドとアイボリーホワイトのカラーサンプルを受領した上で忠実に塗装が施されているそうで,フロントの方向幕上の2100形をほうふつさせるヘッドライトや,イメージキャラクターの「くりぃむしちゅー」,そして文字などはシールにより構成されています.この9504号車による京急電鉄ラッピング広告は,1年間行なわれる予定です.
写真:市立病院前—神田(交通局前)間にて 2018-2-20
投稿:冨吉 郷太