JR貨物は,2018(平成30)年3月17日(土)にダイヤ改正を実施すると発表した.
今回の改正では,関西地区と東北地区(仙台)間に,これまで設定のなかった相互深夜発のコンテナ列車を新設するほか,福岡県北九州地区から神奈川県相模地区への自動車部品と,その返送積付用品の往復輸送を行なうため,北九州貨物ターミナル—相模貨物間に,専用の直行輸送力を新設する.また,積合せ貨物などの輸送需要が非常に強い,神奈川県京浜地区から九州地区向けのコンテナ輸送力を増強し,合計25個分の輸送力を増強する.
東北地区—関東地区—関西地区や関東地区—関西地区など,速達性を重視する区間では,コンテナ列車の速達化を行ない,さらなるリードタイムの短縮を図る.
またダイヤ改正にあわせて,機関車6両(EF210形2両,DD200形式1両,HD300形3両),コンテナ貨車442両(コキ107形),コンテナ4000個(19D形:両開きタイプ・19G形:妻開きタイプ)を新製する.なお,今回のダイヤ改正と同時に,国鉄時代の1971(昭和46)年から使用してきたコンテナ貨車コキ50000形は定期運用を終了する.これにともない,コキ107形をはじめとする,100km/h以上の走行に対応したコンテナ貨車への置換えが完了する.
JR貨物,3月17日のダイヤ改正内容を発表
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