JR九州は,2018(平成30)年3月17日(土)に実施するダイヤ改正の内容を発表した.
九州新幹線では,熊本行き最終“つばめ”と“のぞみ”の博多での接続を改善し,関西での滞在時間を拡大するほか,筑後船小屋,新大牟田,新玉名の各駅と鹿児島中央の直通列車を増やし,高い頻度で運転する臨時“みずほ”が久留米または川内に停車するようになる.このほか,“さくら”・“つばめ”の一部列車の運転を見直し,九州新幹線の運転本数は1日125本から119本となり,6本減便となる.
在来線の特急列車では,“ソニック”の早朝・夜間の運転区間の見直し,“きらめき”のデータイムや深夜の運転本数の見直し,“かもめ”・“みどり”・“有明”の運転本数や時刻の見直しが行なわれ,運転本数は1日301本から277本となり,24本減便となる.なお,毎日2往復運転されていたD&S列車“はやとの風”については,運転日を見直し,臨時列車化される.
在来線の快速・普通列車でも列車の運転本数や運転区間、時刻の見直しが実施される.1日2702本運転している快速・普通列車は新ダイヤでは2615本となり,87本減便となる.鹿児島本線(福岡都市圏)では,データイムの運行体系を見直し,一部の快速および普通列車で運転区間を見直すほか,新たに「区間快速」を運転する.これにともない「準快速」の名称はとりやめとなる.
写真:JR九州800系・N700系8000番台 熊本総合車両所にて 2011-3-11 編集部撮影(取材協力:JR九州)