鉄道ファン2024年4月号(通巻756号)
『鉄道ファン』2024年4月号
2024年2月21日発売
定価1250円(税込)
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特集 JR東日本の特急車
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JR四国,3月17日のダイヤ改正内容を発表

JR四国8600系

写真:JR四国8600系  編集部撮影  高松運転所にて  2015-10-19(取材協力:JR四国)

JR四国2600系

写真:JR四国2600系  編集部撮影  高松運転所にて  2017-2-17(取材協力:JR四国)

JR四国では,2018(平成30)年3月17日(土)にダイヤ改正を実施すると発表した.
 本四備讃線・予讃線では,新形車両8600系車両で運転する特急“しおかぜ”・“いしづち”を,岡山—松山間で,現行の4往復から5往復,高松—松山間で現行の5往復から6往復に拡大するほか,一部の特急列車(“いしづち”・“宇和海”)で停車駅を見直す.
 土讃線では,早朝時間帯に琴平駅始発の高松行き普通列車を新設し,早朝時間帯の利便性向上を図る.この列車は,多度津で特急“しおかぜ”2号から,坂出で快速“マリンライナー”6号に接続し,高松方面への通勤・通学,岡山・本州方面の接続を改善する.特急“南風”21号の停車駅に,宇多津駅が追加されるほか,“南風リレー号”は,全列車を快速列車として運転し,列車により乗換駅が異なっていた特急“南風”と“南風リレー号”の乗換駅は,すべて丸亀,多度津に統一される.
 高徳線・鳴門線は,現在の始発より早い時間帯に,特急“うずしお”1号を新設し,徳島駅7時台に到着する列車を運転する.また,新形車両2600系で運転する特急“うずしお”を,高松—徳島間で,現行の3往復から4往復に拡大する.なお,高松駅23時20分発の特急“うずしお”33号は,利用者が少ないことから運転を取り止める.また,高松駅22時台に,快速“マリンライナー”と接続するオレンジタウン行きの普通列車を新設するほか,現在,鳴門—徳島間で「鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム」での,ナイトゲーム開催時に運転している臨時列車を定期列車として運転する.
 牟岐線は,特急“むろと”1号・4号の運転時刻を変更するほか,阿波池田駅で,徳島線と土讃線の普通列車が接続となり,徳島線から大歩危方面への利便性向上を図る.
 このほか,一部の特急列車で指定席が新設される.また,利用状況にあわせて,予讃線,予土線,土讃線,高徳線の一部の普通列車の運転取止め,設定時刻,行先などを変更する.

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