京王電鉄は,5000系が2017年度「グッドデザイン賞」を受賞したと発表した.
5000系は2018年春から運転される座席指定列車用の車両として,導入されたもので,10連5本が導入される計画.このうち最初に導入された編成は,9月29日(金)からロングシート状態で営業運転を開始している(→鉄道ニュース9月30日掲載記事).
座席の方向を転換することで通常の通勤列車と座席指定の優等列車の双方に使用できること,運転席のガラスを傾斜させたスマートな先頭部外観,高尾山の木々の色や繊維の街・八王子の絹糸の感触をモチーフにした座席などで,既存の車両とは一線を画し,特別感を演出している車内,また,省エネ性能向上のために蓄電池を搭載し,停電時にはこの電力を用いて,車両の短距離移動を可能としたという安全性能の点が評価され,今回の受賞となった.
京王5000系が「グッドデザイン賞」を受賞
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