東武鉄道は,70000系が2017年度「グッドデザイン賞」を受賞したと発表した.
70000系は,今後のホームドア導入を見据え,相互直通運転を行なっている東京メトロ日比谷線の新形車両13000系と共通仕様とし,両社で異なっていた車両機器や車内の主要設備を統一し,フリースペースや優先席の位置なども統一している.異なる鉄道会社間の伝統や設計思想の違いといった制約条件のなか,内外装において東武鉄道独自のデザインが達成されていることや,ユニバーサルデザインを取り入れていることが評価され,受賞に至ったとしている.
東武70000系は2017(平成29)年度中に10編成70両,2019年度までにあわせて22編成154両の導入が予定されていて,現在使用されている20000系を順次置き換える計画.
写真:東武鉄道70000系 編集部撮影 南栗橋車両管区春日部支所にて 2017-4-17(取材協力:東武鉄道)