JR東日本は,同社初の電気式気動車となるGV-E400系を新造し,新潟・秋田地区に導入すると発表した.
GV-E400系は2018(平成30)年初めに量産先行車として,GV-E401形+GV-E402形の2両編成1本,両運転台車GV-E400形1両の合計3両を新造し,性能試験など各種検証を実施する.車体はステンレス製の片側2扉で,最高速度は100km/hとなる.また,ディーゼルエンジンと発電機の電力により,モータで走行するシステムをJR東日本の気動車として初めて採用.JR東日本で培ってきた技術やメンテナンス方法をGV-E400系にフィードバックすることで,安全安定輸送と質の高いサービスを提供する.
量産車については,2019(平成31)年度までに新潟地区(羽越本線,信越本線,米坂線,磐越西線など),2020(平成32)年度に秋田地区(津軽線,五能線,奥羽本線など)へそれぞれ投入予定となっている.
写真:GV-E400系のイメージ(JR東日本のニュースリリースから)