JR西日本は,天王寺駅で東口コンコース改良工事を開始したと発表した.
天王寺駅では2012(平成24)年,駅舎耐震補強にともない,先行して駅西側の中央コンコースと店舗のリニューアルを実施済みで,今回,東口こ線橋についても,耐震補強による安全性向上にあせて,コンコース全体のリニューアルを行ない,さらなる利便性・快適性の向上を図る.「大阪環状線改造プロジェクト」で進める駅改良共通コンセプトである「明るい,きれい,わかりやすい」駅空間の実現を基本に,デザインは駅ビル「天王寺MIO」との一体感も意識し,木目調の素材や暖色系の照明を採用することにより,都会の中で人が気軽に集えるような温かみのある空間とする.完成は2018(平成30)年春ごろの予定.
写真:天王寺駅東改札口(左)と改札内通路(右)の改良後イメージ(JR西日本のニュースリリースから)