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「TRAIN SUITE 四季島」の新コースが発表される

JR東日本E001形

JR東日本は,2017(平成29)年5月から営業運転を開始する「TRAIN SUITE 四季島」について,2017(平成29)年度に「夏の2泊3日コース」,「年末年始コース」,「早春の2泊3日コース」の3つの「東日本の旬」コースを新たに設定すると発表した.
 2017年8月16日(水)〜18日(金)に設定される「夏の2泊3日コース」は,上野→湯沢→(車中泊)→八戸と乗車し,2日目は八戸線を走るレストラン列車「TOHOKU EMOTION」に乗車.その後,八戸→鳴子温泉→(車中泊)→一ノ関→上野と乗車する.国の重要無形民俗文化財に指定されている西馬音内(にしもない)盆踊り(秋田県)を観覧,浄土思想の根付いた世界遺産平泉への訪問で古に思いを馳せる旅となる.
 2017年12月31日(日)〜2018年1月1日(月)に設定される「年末年始コース」は,上野→熱海→横須賀→(車中泊)→和田浦→鹿島神宮→上野と乗車する.1日目は文人墨客が訪れた熱海に向かい,カウントダウンは横須賀で新年を迎える.房総半島の和田浦(千葉県)にて初日の出を眺め,鹿島神宮(茨城県)で初詣を行なうコース.
 2018年3月24日(土)〜3月26日(月)に設定される「春の2泊3日コース」は,上野→酒田→(車中泊)→花巻と走行し,2日目は「SL銀河」に乗車.その後は花巻→(車中泊)→那須塩原→結城→上野と乗車する.色濃く雛の文化が残る酒田(山形県)に北前船で運ばれて大切に保管されてきた雛人形を見ながら雛巡りを行ない,3日目の結城では結城紬の文化に触れる旅となる.
 「TRAIN SUITE 四季島」の2017年7・8月出発分には941件の応募があり,平均倍率は6.2倍となっている.2017年度9〜11月出発分については,パンフレット請求を受け付け中で,旅行の申込み期間は2016年11月1日(火)〜2017年1月6日(金).今回発表された「東日本の旬」コースについては,2017年2月ごろに発売される予定.

写真:JR東日本E001形  編集部撮影  川崎重工業兵庫工場にて  2016-8-24(取材協力:JR東日本・川崎重工業) 

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