2016(平成28)年4月11日(月)と12日(火)の2日間,神戸電鉄の新形車両6500系の試運転が,鈴蘭台—岡場間で日中に行なわれました.
この試運転は,午前と午後の2回に分けて行なわれ,午前・午後ともに,同区間を2往復しました.
前面のLED表示器は,「教習」表示だったことから,営業運転開始に向け,乗務員訓練が行なわれたものと思われます.
なお,この6500系は,環境面に配慮して,新形機器の採用やすべての照明設備をLED化することで,消費電力を既存車両1000系と比べて約60%低減し,また,高齢化に対応して,つり手を3段階の高さにしたり,縦手すりなどが導入されています.また,今後,訪日外国人が増えていくことを見据えて,外国語表記の充実も図られているようです.
写真:神鉄六甲にて 2016-4-12
投稿:井上 遼一