JR東日本は,新潟地区にE129系を導入すると発表した.
E129系は,E233系をベースとした半自動機能付き片側3扉のセミクロスシート車で,ユニバーサルデザインを考慮したインテリア,快適性向上のための座席幅拡大などを行なうほか,車内外の情報案内装置を充実させる.また,新潟地区の気候を考慮した耐寒耐雪構造の車両となる.
従来の115系と比較して定員が約1.5割増加する.また,115系と比較して約5割の消費電力量で走行することができるほか,車内照明がすべてLED化されることで,従来の蛍光灯と比べて約6割の消費電力量となる.
E129系は2連30本,4連25本の合計160両が導入され,2014(平成26)年度から順次,営業運転を開始する.なお,運用区間は上越線水上—宮内間,信越本線直江津—新潟間,羽越本線新津—村上間,白新線新潟—新発田間,越後線柏崎—新潟間,弥彦線東三条—弥彦間が予定されている.
画像:新潟地区に導入されるE129系イメージパース(JR東日本提供)
記事:編集部