「二つ目」の魅力 胆振線の9600

SLブームの時代とその周辺を回顧するシリーズの7回目.今回は「二つ目」,つまり2灯の前灯と重装備が魅力であった胆振線の9600をご紹介いたします.「二つ目」と言えば現在,東武の"SL大樹"けん引機,C11 207号機ですっかり有名になりましたが,胆振線の9600はそれだけでなく,後付けした温水温め器の配管などを加え,ボイラ回りにぎっしりと機器が搭載されたスタイルで,この路線でしかとらえることのできない重厚な姿として人気を博していたものです.機関車そのものが大きな魅力的でした.50年前の迫力をぜひ感じ取ってください.

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鉄道ファン2022年2月号表紙

『鉄道ファン』2022年2月号電子版

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