『本誌2016年7月号(通巻663号)』の本欄で,ソフトバンククリエイティブの刊行による書籍『新宿駅はなぜ1日364万人をさばけるのか』を紹介いたしましたが,同書の筆者のお一人,田村圭介氏は,複雑なターミナル駅の構造とその成り立ちについて研究されている方です.本書は,その田村圭介氏の監修のもと,東京圏に存在する複雑な構造の駅について取り上げて,それぞれに存在する事情や歴史を探って行く内容になっています.本書の後半では,大阪,そして大韓民国の駅も話題に上がっています.駅の構造についてここまで興味深く話が展開された書は,なかなか出会うことができません.
著者 | 田村圭介(監修)造事務所(編) |
発行 | 実業之日本社 |
仕様 | 新書判 224ページ |
定価 | 本体800円+税 |
発売日 | 2017年7月 7日 |
購入する | |
■電子書籍(電子判) ※電子書籍の価格は取扱い店舗により異なります. | |
購入する |