新京成電鉄は，千葉県および鎌ヶ谷市と共同で進めている新京成線 鎌ヶ谷大仏—くぬぎ山間の立体交差事業について，下り線（京成津田沼方面）の高架化工事が進んだことから，2017（平成29）年10月21日（土）の始発から，下り線の列車運行を高架線に切り替えると発表した．
　この工事は，初富駅南側約800m付近から，北初富駅西側の北総鉄道との交差部付近にかけての約3.3kmの区間のうち，約3.0kmを高架化し，既存の12ヵ所の踏切道を除去するもの．今回の高架化にともない，初富駅・新鎌ヶ谷駅・北初富駅の下り線（津田沼方面）ホームが新しい高架上のホームとなるほか，北初富駅および新鎌ヶ谷駅では発車時刻（津田沼方面）が一部変更される．
　新京成電鉄は，残る上り線についても，引き続き高架化工事を進め，早期事業完了を目指すとしている．