もと横浜線用H26編成のうち,中間車2両(サハ204-126とサハ205-232)は2014(平成26)年2月4日(火)に長野総合車両センターに廃車と思われる配給輸送が実施され,残りの6両については2月5日(水)に大宮総合車両センターへ輸送され,動向が注目されていました.2月23日(日)には大宮で同編成が,南武線色になっているのが確認できました.3月のダイヤ改正に備えたものと思われ,南武線用ながらもATC装置搭載を示す保安装置「C」のマークも健在で,また南武線用205系基本番台としては初めて前面表示器がLEDとなり,E233系による置換が完了するまでの間,異端車として注目を集めそうです.
なお,もと横浜線用H26編成は,両先頭車を含む一部車両は横浜線への移籍前,京浜東北・根岸線での走行実績もあり,転属により3路線で活躍することも同編成については特筆されると思われます.
写真:大宮にて 2014-2-23
投稿:上田 雄介