▲システム構成イメージ
東京メトロは,夜間の線路内保守作業用車両にカメラとAI画像認識技術を搭載した運転者支援システム「ポイントAI(アイ)」を導入すると発表した.
▲転てつ機の割り出しの検知イメージ
これは,グループ中期経営計画「Run! 〜次代を翔けろ〜」に掲げる新技術の導入やDXによる鉄道オペレーションの進化の一環として導入するもので,作業用車両に設置されたカメラにより前方およそ50mまでの範囲を撮影し,前方の設備や障害物などの状況をAIが認識する仕組み.
検知の結果,列車の進路を切り替える転てつ機が進行方向に開通していない場合や,前方の障害物に接近した場合には,画面表示や警報音によって運転者に注意を促す.特に,転てつ機が正しく開通していない状態で車両が進入し,車輪でレールを押し開いて装置の損傷につながる「割り出し」の危険性を検知する.
▲前方の検知イメージ
本システムは持ち運びが可能であり,全117台の作業用車両間で共用できるため,導入コストを抑えることができる.2026(令和8)年度中に発注を行ない,2027(令和9)年度末までに運用を開始する予定である.
東京メトロは,人による確認作業を補完する本システムの導入により,夜間保守作業における安全性や確実性の向上を図るとともに,作業用車両運転者の確認作業における負担軽減を目指す.
画像はすべて東京メトロ提供













