鉄道ファン2026年11月号(通巻787号)
『鉄道ファン』2026年11月号
2026年9月18日発売
定価1300円(税込)

東急電鉄,「乗務員支援ホーム監視AIシステム」を東横線に導入

東京急行電鉄 5050系4000番台

写真:東京急行電鉄5050系4000番台  編集部撮影  長津田検車区にて  2011-5-3(取材協力:東京急行電鉄)

東急電鉄とパナソニック コネクトグループは,AI画像解析技術を活用してワンマン運転を行なう運転士のドア閉扉判断を支援する「乗務員支援ホーム監視AIシステム」を,2026(令和8)年9月17日(木)から,渋谷駅を除く東横線の全駅に順次導入すると発表した.

東急電鉄,「乗務員支援ホーム監視AIシステム」を東横線に導入

 このシステムは,駅係員のバリアフリー合図の視認性向上や,運転士のドア閉扉判断に影響を与える駆け込み乗車などの事象の検出を目的としている.
 導入に先立ち,東横線の都立大学駅と多摩川駅では,2024(令和6)年2月から3月にかけて実証実験を実施し,その後の検証と改善を経て一定の効果が確認できたことから今回の本格導入に至った.

東急電鉄,「乗務員支援ホーム監視AIシステム」を東横線に導入

 運転士が確認する車内の運転台モニタには,AI画像解析技術によって各種情報が表示され,ドア閉扉時の確認業務を多角的にサポートする.電車を乗降する利用者を検出した場合には赤色の丸が表示され,駅係員によるバリアフリー合図を検知した場合には「手合図検知」の文字が白帯に赤字で表示される.さらに,白杖・ベビーカー・車いす利用者を検知した場合は緑色の枠で示される仕組みとなっている.
 東急電鉄とパナソニック コネクトは,今後もさまざまなデジタル技術を活用したサービスの高度化とさらなる安全性向上の実現を目指し,テクノロジーを駆使したオペレーションの変革を進めるとしている.

画像はすべて東急株式会社提供

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