▲「トキイロ」イメージ
西武鉄道は,新宿線で運行する有料着席列車を2028(令和10)年春までに新車両「トキイロ」に統一し,有料着席サービスを刷新すると発表した.第1弾として,2027(令和9)年春から現行の10000系「ニューレッドアロー」を新車両「トキイロ」に置き換え,特急“小江戸”を新列車“トキイロエクスプレス”として運行を開始する.
▲「トキイロ」ロゴ
新車両「トキイロ」は,利用客や沿線住民に寄り添い,新たな活力をもたらすことを目指して開発が進められている8両編成.座席にはリクライニング機能が搭載され,全席にコンセント,カップホルダー,フックが設置されているほか,周囲の視線が気にならない座席形状や快適な座り心地など細部まで配慮された設計となっている.トイレも装備されており,短距離から長距離まで安心して利用できる環境が整えられている(鉄道ニュース2月19日掲載記事参照).
2027(令和9)年春から運行を開始する“トキイロエクスプレス”は,西武新宿—本川越間を結ぶもので,従来の特急“小江戸”の停車駅に加え,新たに田無と新所沢にも停車する.両駅に有料着席列車が定期停車するのは今回が初めてであり,平日朝ラッシュ時間帯の上り列車を除いて停車する.
2028(令和10)年春からは,有料着席サービス刷新の第2弾として,“拝島ライナー”を新列車“トキイロライナー”に変更する予定.定員はいずれも343名となっている.
▲特急レッドアロー号
新サービスの導入に先立ち,着席サービスの利便性を事前に体感してもらうための取組を実施する.2026(令和8)年9月19日(土)から2027(令和9)年1月3日(日)までの土休日ダイヤ運転日において,現行のすべての特急“小江戸”が田無に停車する.2025(令和7)年の実施時に好評を得たことを受け,2026(令和8)年は前年よりも期間を延長しての実施となる.これにより,田無から西武新宿や高田馬場などの都心方面への快適な移動が可能になるほか,本川越方面へのアクセスもこれまでより早くスムーズになるとしている.
特急“小江戸”は全席指定席であり,乗車には乗車券のほかに特急券が必要となり,事前に購入せず乗車した場合には所定の特急料金に加えて200円が徴収される.
このほか,今回の新車両導入に関する検査やラッピングのようすなどを収めた動画を公式YouTubeチャンネルで公開しているほか,特設WEBサイトを開設するなどして情報の周知を図る.
画像はすべて西武鉄道提供














