鉄道ファン2026年9月号(通巻785号)
『鉄道ファン』2026年9月号
2026年7月21日発売
特別定価1400円(税込)

JR西日本,大阪環状線 大阪城公園駅接続デッキの整備に着手
〜2028年春ごろの供用開始を予定〜

JR西日本,大阪環状線 大阪城公園駅接続デッキの整備に着手

▲デッキの完成イメージ

JR西日本と大阪府,大阪市は,大阪城東部地区で進められている新しいまちと大阪環状線 大阪城公園駅を結ぶ歩行者動線の整備に向け,地上を分断する車両所を立体横断する接続デッキの整備に着手すると発表した.

 大阪城東部地区は,「大学とともに成長するイノベーション・フィールド・シティ」をまちづくりコンセプトに掲げ,大阪公立大学の森之宮キャンパス(1期)や,アリーナ・ホールなどを中心とした大規模集客・交流施設の誘致,大阪市高速電気軌道 中央線の新駅設置など,大規模な開発が進行しているエリアである.
 新しいまちの展開や国際観光拠点的形成を見据え,JR西日本と大阪府,大阪市が連携し,大阪城公園駅と新市街地を結ぶ快適な歩行者動線を確保するため整備を進めることとした.

JR西日本,大阪環状線 大阪城公園駅接続デッキの整備に着手

▲大阪城東部地区1.5期開発(参考)

 おもな整備内容としては,大阪城公園駅の東側から,地上を分断している車両所を越えて第二寝屋川沿いの「水辺の歩行者空間」へとつながる歩行者通路(駅営業時間帯の開放を予定)を新設する.これにより,大阪城公園や同駅と新しいまちとの間のアクセス性や回遊性の向上が期待されている.
 デッキの屋上には歴史的観光名所である大阪城や車両所を出入りする列車群などを一望できる展望スペースが整備されるほか,駅での快適な滞在や周辺施設をより楽しむための駅構内店舗の開発も実施される.
 供用開始は2028(令和10)年春ごろの予定.

JR西日本,大阪環状線 大阪城公園駅接続デッキの整備に着手

▲ワークショップの様子(左)と最終プレゼンテーションのようす

 計画の策定にあたっては,大阪公立大学の学生との共創が行なわれており,「JR西日本と大阪城公園駅の新たな施設を一緒に創りませんか?〜(大阪公立大学の皆さんと創る)新たな最寄駅の魅力創造プロジェクト!~」をテーマとしたワークショップが重ねられた.
 多数の応募から選ばれた50名を超えるの学生が参加して数多くのアイデアが提案されており,今後はそのアイデアをデザインや活用方法に取り入れることが検討されている.JR西日本では「地域のにぎわい拠点や利用者に愛される居場所となる施設を目指す」としている.

画像はすべてJR西日本ニュースリリースから

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