▲中野駅全景(2026年6月撮影)
中野区とJR東日本・東京メトロ・UR都市機構の4者は,中野駅西側で整備を進めている「中野駅西側南北通路」と橋上駅舎について,2026(令和8)年12月6日(日)の12時(予定)に供用を開始すると発表した.
▲南北通路(左)と西改札のイメージ
新設される「中野駅西側南北通路」は,中野3丁目と4丁目をつなぐ延長約80m・幅員19mの歩行者専用道路となる.立体道路制度を活用し,駅舎や駅ビルと一体となった構造で,2階部分で新たに開設される西改札と接続する.
この通路は,災害時における中央本線南側から北側の広域避難場所(中野区役所一帯)への避難動線としても機能する.
▲駅舎平面概要図
▲駅舎断面概要図
橋上駅舎に新設される西改札には,券売機7台と改札機8台が設置され,既存の北口やコンコースの混雑緩和が図られる.バリアフリー設備として,各ホームに15人乗りのエレベータ(計4基)と上下エスカレータ(計8基)が整備されるほか,改札内コンコースにはバリアフリートイレを含む旅客トイレやベビー休憩室が新設される.
この整備により,駅南北の回遊性と利便性の向上を図るほか,エレベータによる駅から街までのバリアフリールートが新設される.
駅舎の供用開始にあわせて,周辺の駅前広場や歩行者デッキの整備も段階的に進められる.2029(令和11)年度に完成を予定している「新北口駅前広場」については,12月の駅舎開業時点では中野四季の都市方面デッキや囲町方面デッキの一部が先行して供用を開始する.
▲新北口駅前広場完成イメージ
最終完成時には,バス乗降場(乗車8台・降車2台),タクシー乗降場(2台,プール42台),一般車乗降場(2台)を備えた自動車交通処理空間が整備され,ユニバーサルデザインに配慮した歩行者デッキやエレベータにより歩車分離を図る.
▲中野駅桃園広場(左)と南口駅前広場のイメージ
中野3丁目の土地区画整理事業と連携して整備される「中野駅桃園広場」は,西改札からの歩行者動線を確保する広場空間としてエレベータ1基とエスカレータ4基が設置される.
2028(令和10)年度の完成を目指す「南口駅前広場」は,駅舎開業段階では拡張工事を実施する.中野2丁目再開発と連携して中野通りとの車両出入口を集約し,完成時にはバス乗降場(乗車4台・降車2台),タクシー乗降場(1台,プール12台),一般車乗降場(1台),エレベータ1基,エスカレータ2基が整備され,交通ターミナル機能と歩行者空間を強化する.
▲アトレ中野(新北口歩行者デッキから/左)とエキナカ店舗のイメージ
橋上駅舎と一体となった商業施設も開業する.改札内外に位置する「エキナカ店舗」は,JR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニーが運営し,店舗面積約414㎡に6店舗が出店して駅舎と同じく12月6日(日)に開業する.
アトレが運営する駅ビル「アトレ中野」は,店舗面積約7300㎡に約70店舗が入り,12月9日(水)の開業を予定している.













