▲100周年記念事業のロゴマーク
高尾登山電鉄は,2027(令和9)年1月21日(木)にケーブルカーが開業100周年を迎えることを記念し,「100周年記念事業」をスタートすると発表した.
事業の実施にあわせて,100周年のシンボルとなるロゴマークと,コンセプトテーマ「100周年 想いをのせてこれからも。~日本一の急こう配から、日本一のありがとうを~」を制定した.
▲あおば号 外観イメージ
100周年記念事業の中核施策として,安全性向上と高尾山の魅力向上を目的に,製造から50年以上が経過している車両の更新と,高尾山駅のリニューアルに総額25億円を投じる.
更新車両は,新緑を表現した「あおば号」と紅葉を表現した「もみじ号」の計2両で,乗車定員は102名を予定している.車両寸法は全長12.3m,全幅2.9m,全高3.2mとなる.製造は日本ケーブルが手掛け,客車製造についてはスイスの車両メーカーであるCWA社が担当する.
▲もみじ号 外観イメージ
窓の大形化やトップライト(天窓)を採用するほか,乗車しながら高尾山の自然を体感できる空間を創出する.内蔵バッテリーを用いて架線レス化することで,景観への配慮と環境性能の向上を両立させている.
▲デザインコンセプト(左)と内観イメージ
高尾山の象徴である「もみじの葉」から着想を得た「組子細工」のモジュールと,新緑や紅葉を想起させる「季節の移り変わりを表現するグラデーション」を融合させたデザインを採用する.これにより,駅舎と一体となった魅力を創出する.運行開始は2028(令和10)年3月を目指している.
▲高尾山駅 外観イメージ
更新車両の導入に合わせ,山頂側の玄関口である高尾山駅も改築する.駅のコンコースには大屋根が新設され,天井部分には木目調のアルミルーバを採用する.利用客の安全性や快適性を高めるとともに,周囲の自然環境に溶け込む温もりある駅舎へと生まれ変わる.
▲高尾山駅 内観イメージ
コンコースの大屋根新設に加えて,駅務室や運転室の建替えを実施する.デザイン監修は隈研吾氏が務め,設計はパシフィックコンサルタンツ,施工は京王建設がそれぞれ担当する.新車両の運行開始と同じく2028(令和10)年3月の工事完成を目指している.
なお,今後開催されるイベントやキャンペーンの詳細は,決まり次第,公式WEBサイトやSNSで随時発信する.
画像はすべて高尾登山電鉄ニュースリリースから












