JR東日本と,JR東日本商事,NTTドコモビジネスの3社は,2026(令和8)年5月27日(水)からインテックス大阪で開催される「第2回鉄道技術展・大阪2026」のJR東日本ブース内において,感覚伝達技術を活用した鉄道車両の運転席体験実証実験を実施すると発表した.
本実証は,JR東日本が設立した「WaaS共創コンソーシアム」による実証実験の一環として行なうもので,コンテンツ作成や体験には,NTTドコモの人間拡張基盤を用いた技術「FEEL TECH」を活用している.
体験形コンテンツの題材となるのは,2025(令和7)年11月をもって営業運転を終了した新潟車両センター所属のEF64 1030号機で,実際に体験することが難しい鉄道車両や鉄道設備に関する体験を,新たな技術を活用して提供するサービスの創造を目的としている.
走行シーンのモニタ映像と連動し,運転士が実際に運転席で感じる車両の振動などの感覚を,専用デバイスを通じて体験できる場を用意する.
ブース内での体験は,まず係員の案内に従って専用デバイスの上に着座する.続いて体験者の年代を伺うアンケートに回答したのち,モニタ映像と連動したEF64 1030号機の運転席の振動や感覚をデバイスを通じて体験する.体験終了後には,アンケートへ感想を記入する流れとなっている.
体験時間は10時から17時まで(最終日の29日のみ16時30分まで)で,体験費用は無料となる.
本プロジェクトにおいてJR東日本は,WaaS共創コンソーシアムの運営をはじめ,実証実験の統括および管理,さらには鉄道車両の運転や撮影・データ測定の協力を担当する.JR東日本商事は,実証実験の計画策定や全体推進,関係各社との調整,実証分析を行なうとともに,実験の全体運営や体験ブースの設置を担う.NTTドコモビジネスは,コンテンツ制作の管理や体験用デバイスの手配を受け持つ.
今回の実証を通じて,各社では鉄道に関するコンテンツや触覚再現,社員の話を組み合わせた体験を提供し,参加者の満足度向上と鉄道に対する興味関心を起こすことを目指す.
将来的には,オンラインでのコンテンツ提供などを通じて鉄道コンテンツとの接点を広げ,多くの人々が継続的に鉄道の魅力を楽しめるような展開を進めるとしている.
画像はすべてJR東日本提供












