写真:京成電鉄3200形 編集部撮影 宗吾車両基地にて 2025-1-24(取材協力:京成電鉄)
京成電鉄は,2026(令和8)年度,鉄道事業において総額566億円の設備投資を実施すると発表した.
▲新形有料特急車両のデザインイメージ(一部)
車両については,3200形を新たに7編成(計42両)を追加導入する.2028(令和10)年度に押上—成田空港間で運行開始を予定している新形有料特急については本格的な車両製作を進める.成田空港の機能強化に対応するため,宗吾車両基地の拡充計画にもとづく新工場の建設工事を進める.
▲ホームドア設置イメージ(押上駅/2023年度実施)
駅のバリアフリー化については,駅ホームからの転落や列車との接触事故を防止するため,堀切菖蒲園・青砥・京成高砂・八広・市川真間・鬼越・京成中山・船橋競馬場の計8駅でホームドアの設置工事を引き続き進める.
▲松戸駅リニューアルイメージ
駅舎リニューアルについては,現在進められている松戸駅の改修工事が2026(令和8)年度中に完了するほか,京成稲毛・みどり台・京成佐倉の3駅についても引き続きリニューアル工事を進める.
▲京成本線荒川橋梁 新橋設置時のイメージ
押上線葛飾区内(四ツ木—青砥間)で行なわれている連続立体交差事業については,仮上り線の工事を進める.沿線地域防災への取組として,国の荒川下流特定構造物改築事業となっている京成本線荒川橋梁架替工事を継続して進める.
このほか,京成佐倉駅北口へのエレベータ整備や,大佐倉駅におけるスロープ・バリアフリートイレの整備,京成稲毛駅下りホームへのバリアフリートイレ整備に着手する.ホームと車両の段差・隙間の縮小については,新津田沼駅の上りホーム改修が2026(令和8)年度中に完了するほか,新たに北習志野駅のホーム改修にも着手する.
写真:京成電鉄AE形 東松戸にて 百々貴俊撮影 2019-9-20
新技術の開発とシステム刷新においては,デジタル技術を駆使した次世代の駅務・運行システムの開発・改修を進める.利便性の向上として,AI顔認証を活用した「Skyliner e-ticket Face Check in Go」の販路拡大に向けたシステム改修を実施する.
環境負荷の低減と効率化を目指し,従来の磁気乗車券から環境に優しい用紙を使用したQRコード乗車券への移行を2026(令和8)年度末以降に順次実施する予定で,これにともなう駅務機器の更新もあわせて行なう.
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です.
▲新線整備(複々線化)区間 計画案
空港アクセスのさらなる強化に向け,“スカイライナー”・新形有料特急専用の成田スカイアクセス新線(複々線化)の整備や,成田湯川—成田空港間の単線区間の複線化,空港駅機能改善に向けた計画検討が進められる.
安全・安定輸送のために各インフラの耐震補強工事や斜面(法面)補強工事,駅ホームの老朽化対策改修,さらには運行管理装置や電力管理装置の全面更新,各駅構内の照明LED化による環境対策なども同時に進める.
一部画像は京成電鉄ニュースリリースから











