写真:大阪市高速電気軌道400系 編集部撮影 緑木車両工場にて 2022-12-7(取材協力:大阪市高速電気軌道)
Osaka Metro Groupは,2026(令和8)年度(2027〈令和9〉年3月期)の事業計画を発表した.
2026(令和8)年度は,前年度に開催された「大阪・関西万博」のレガシーを継承し,都市型MaaS構想「e METRO」を成長・発展の基盤とする施策を強い意志をもって進める年と位置づける.鉄道事業を含む投資計画については,総額で約500億円を見込む.内訳は,安全投資を最優先に実施し,更新投資が31%,車両更新・災害対策などが9%を占める.
▲軌道モニタリング(左)/セキュリティ対策(車内防犯カメラ)
鉄道事業においては「最高の安全・安心」の提供を事業基盤とし,最新技術の導入による保守業務の高度化を進める.中央線の営業列車である400系に搭載したモニタリング機器を活用し,走行しながら軌道の状態を監視するメンテナンスを開始する.この技術活用により,ほかの路線においても実施に向けた準備に取り組む.安全対策の強化として,新たに52列車へ防犯カメラを追加設置し,駅構内の監視カメラも29台を追加設置する.
▲エレベータの増設/段差隙間縮小
駅施設やホームの安全性向上とバリアフリー化について,ホームと車両の段差・隙間の縮小整備は,谷町線12駅での工事が完了したことで,全134駅での整備を完了した.
バリアフリー経路の拡充では,千林大宮駅でのエレベータを増設する.浸水対策については,内水氾濫に備え、3駅での止水対策を実施し、浸水の可能性が想定される全駅での対策を完了する.
▲駅空間の大規模リニューアル(左)/森之宮エリア
駅空間の大規模リニューアルについては,主要15駅でのリニューアルを完了したことに続き,新たに「第2期リニューアル」の計画を策定する.これにあわせて,あびこ駅や大国町駅など6ヵ所のトイレをリニューアルする.
将来のネットワーク拡充に向けた動きとして,大阪城東部地区のポテンシャルを最大化させるための「森之宮エリア」における新駅と駅ビルの設置計画に事業着手する.このプロジェクトでは,地下,地上,空,水上の各交通を繋ぐ一助としての機能を検討し,都市開発と一体となった鉄道インフラの整備を目指す.
詳しくは,大阪市高速電気軌道のページに掲載されている.
一部画像は大阪市高速電気軌道のページから













