京阪ホールディングスと京阪電気鉄道は,「東海道五十七次」の世界観を描いたラッピング電車の運行を,2026(令和8)年4月29日(水祝)から開始すると発表した.
これは,1626(寛永3)年に徳川将軍が天皇を二条城に招いた「寛永行幸」から400年の節目を迎えることを記念したもの.「寛永行幸」は平和な時代の到来を世に示した象徴的な出来事であり,この行幸をひとつの契機として「東海道五十七次」が改めて整備されたと考えられている.
デザインコンセプトは,「現代と昔が入り混じる東海道五十七次の世界」で,イラストレーター・武藤文昭氏の手により,かつての宿場町のにぎわいと現代の風景がひとつながりになった,躍動感あふれる浮世絵タッチのデザインとなっている.
ラッピングの対象は13000系1編成(7両)で,車体には京(三条)や大津をはじめ,伏見宿,淀宿,枚方宿,守口宿,そして終着点となる大坂・高麗橋といった各宿場町の世界観が鮮やかに描かれている.
運行期間は,2029(令和11)年3月末までを予定しており,京阪本線・鴨東線(淀屋橋—出町柳間)と,中之島線(天満橋—中之島間)において,通常の定期列車として運用される.
運行開始日(4月29日)には,枚方市8:36発(中之島9:18着)の臨時急行1本を運転する.臨時急行は,途中,枚方公園・香里園・寝屋川市・守口市・京橋・天満橋に停車し,中之島線内は各駅に停車する.なお,当日のラッピング電車の運行は,この臨時列車のみとなる.
なお,3月19日(木)から展開している「東海道五十七次」を巡るキャンペーンは,2017(平成29)年に開始した水の路キャンペーン「京阪沿線の街道・宿場町」や,2018(平成30)年から展開している「~京阪沿線魅力再発見~ぶらり街道めぐり~」を発展させたもので,観光情報の発信に加え,宿場町最寄り駅への特設コーナー設置やスタンプラリー,東海道の歴史や文化を学ぶことができる歴史講座,ガイドが同行するまち歩きイベントなどを実施している.
画像:京阪ホールディングス提供















