鉄道ファン2026年6月号(通巻782号)
『鉄道ファン』2026年6月号
2026年4月21日発売
定価1300円(税込)

JR東海,検測装置搭載の「N700S」の名称は「ドクターS(ドクターエス)」に

JR東海,検測装置搭載の「N700S」の名称は「ドクターS(ドクターエス)」に

▲「ドクターS」ロゴマーク

JR東海は,東海道新幹線の営業車検測装置を搭載した「N700S」の名称を「ドクターS(ドクターエス)」に決定したと発表した.

 同社はこれまで営業車両での検測を可能とする技術開発を進めてきたが,これにより「ドクターイエロー」の全検測機能および現地での検査業務の一部を代替することが可能となる.
 名称の「S」には,最新形車両「N700S」や「S Work車両」,「S Wi-Fi for Biz」など,東海道新幹線のブランドイメージとして定着したアルファベットを使用する.あわせて「ドクター」の名を冠することで,「ドクターイエロー」の役割を受け継ぐ車両であることを表現している.
 ロゴマークについても,文字の一部である「S」を黄色で表現することで,その役割の継承を視覚的に示している.ロゴマークは両先頭車両および奇数号車に,1編成あたり計20箇所に貼付される.

JR東海,検測装置搭載の「N700S」の名称は「ドクターS(ドクターエス)」に

▲ロゴマークの配置箇所

 2026(令和8)年10月に営業車両としての走行を開始し,試験運用や確認試験を完了させたあと,2027(令和9)年1月に検測機器の運用を開始する予定.「ドクターS」は計4編成(各16両)を導入し,地上設備の高頻度な状態監視を通じて,設備のトラブル防止と輸送の安全性向上,さらには検査業務の労力軽減を目指す.
 環境負荷低減への取組として,ドクターイエロー(T4編成)の車体に使用されていたアルミ部材を水平リサイクルし,「ドクターS」編成の車体の一部である屋根部や側面部に使用する.

画像はすべてJR東海ニュースリリースから

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