鉄道ファン2026年5月号(通巻781号)
『鉄道ファン』2026年5月号
2026年3月21日発売
定価1300円(税込)

JR西日本,2026年度のホーム柵整備計画を発表

JR225系100番代

写真:JR西日本225系100番代 松本洋一撮影

JR西日本は,駅ホームにおける安全性向上を目指し,2026(令和8)年度に実施するホーム柵とホーム安全スクリーンの整備計画を発表した.

 JR西日本ではホームの安全性を重要な経営課題と位置づけ,2023(令和5)年度から導入された鉄道駅バリアフリー料金制度を活用しながら,ハード・ソフトの両面から対策を強化している.

JR西日本,2026年度のホーム柵整備計画を発表

▲ホーム柵の使用開始駅

 2026(令和8)年度のホーム柵整備については,計5駅8のりばでの使用開始を目指している.JR京都線の吹田駅(2・3のりば)と大阪駅(3・4のりば),JR宝塚線の新三田駅(3のりば),大阪環状線の天王寺駅(16のりば),JR東西線の新福島駅(1・2のりば)が対象となる.なお,吹田駅の整備には,吹田市からの補助金が活用されており,吹田駅と新福島駅については,2026(令和8)年度をもって全のりばの整備が完了する見通しである.

JR西日本,2026年度のホーム柵整備計画を発表

▲ホーム柵の整備着手駅

 新たな工事着手駅として,JR京都線の京都駅(6・7のりば)と新大阪駅(6・7のりば),学研都市線の住道駅(2・3のりば)の計3駅6のりばが対象となる.

JR西日本,2026年度のホーム柵整備計画を発表

▲「ホーム安全スクリーン」の使用開始駅

 転落検知センサを活用した「ホーム安全スクリーン」については,20駅53のりばでの使用開始を予定している.導入駅は,琵琶湖線の野洲駅や南草津駅,大和路線の平野駅,関西空港線の関西空港駅,山陽本線の加古川駅などとなっている.

JR西日本,2026年度のホーム柵整備計画を発表

▲「ホーム安全スクリーン」の概要

 「ホーム安全スクリーン」は,ホーム屋根などに設置されたセンサが転落を検知すると,制御盤による判定を経て,即座に駅係員への通報と非常報知灯が作動する仕組みとなっている.これにより,異常を察知した運転士が速やかに列車を非常停止させることが可能となり,人身事故の未然防止に寄与する.
 なお,実際の整備箇所や時期については,今後の状況により変更される可能性があるとしている.

一部画像はJR西日本提供

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