鉄道ファン2026年5月号(通巻781号)
『鉄道ファン』2026年5月号
2026年3月21日発売
定価1300円(税込)

JR北海道,“富良野・美瑛ノロッコ号”の運転計画を発表
〜ラストイヤー特別企画を実施〜

富良野・美瑛ノロッコ号

写真:富良野・美瑛ノロッコ号  編集部撮影  1999-5-29  苗穂工場にて(取材協力:JR北海道)

JR北海道は,富良野線の“富良野・美瑛ノロッコ号”について,2026(令和8)年の運転計画を発表した.

JR北海道,“富良野・美瑛ノロッコ号”の運転計画を発表

▲運転日

 運転区間は,1・6号が旭川—富良野間,3〜5号は美瑛—富良野間で,6月6日(土)から9月23日(水祝)までの土日祝日を中心に計78日間の運行を予定している.このうち,6月13日(土)から8月11日(火祝)までは毎日運転する.期間中には「緑色」と「ラベンダー色」の2種類の機関車が入れ替わりでけん引する.

JR北海道,“富良野・美瑛ノロッコ号”の運転計画を発表

▲速度を落として運転する区間

 沿線の一部の見どころポイントでは,速度を落として運転するほか,ゆっくりとした走行にあわせて車掌による観光案内も実施される.スマートフォンやタブレット端末で無料アプリ「ココシル」を利用した音声ガイドサービスも行なう.これはGPSで位置を認識し,旭川駅から富良野駅までの沿線の魅力を自動音声で案内するもので,個人の好みのタイミングで再生することも可能となっている.

JR北海道,“富良野・美瑛ノロッコ号”の運転計画を発表

▲運転日

 1998(平成10)年から28年間にわたり富良野線の顔として活躍した“富良野・美瑛ノロッコ号”のラストイヤー特別企画として,各種企画を実施する.
 8月29日(土)・30日(日)の各日には“富良野・美瑛まんきつノロッコ号”を運行し,美瑛・上富良野・中富良野の各駅でそれぞれ20分間停車するほか,地域の協力による特別な体験を提供する.なお“富良野・美瑛まんきつノロッコ号”の運転日は,“富良野・美瑛ノロッコ1号”は運休するほか,“富良野・美瑛ノロッコ2号”と富良野線の一部の普通列車の運転時刻を変更する.
 最終運転日となる9月23日(水祝)は,旭川—富良野間を2往復する特別ダイヤを設定し,停車駅でのセレモニーや記念イベントなども実施される予定.このほかの企画の詳細は,改めて発表される.
 このほか,“富良野・美瑛ノロッコ号”運行にあわせて,6月6日(土)から9月23日(水祝)までの間,臨時駅「ラベンダー畑駅」を開設する.“富良野・美瑛ノロッコ号”の全列車と一部の普通列車が停車する.

JR北海道 キハ261系5000番代「ラベンダー編成」

写真:JR北海道 キハ261系5000番代「ラベンダー編成」  編集部撮影  苗穂運転所にて  2021-3-29(取材協力:JR北海道)

 “富良野・美瑛ノロッコ号”と同じ運転日には,札幌から富良野へ乗り換えなしでアクセスできる特急“フラノラベンダーエクスプレス”も運転する.
 キハ261系5000番代「ラベンダー」編成を充当し,全席にコンセントとWi-Fiを完備した快適な移動空間を提供する.列車は全車指定席として運行されるが,1号車の「ラベンダーラウンジ」はフリースペースとして利用できる.

一部画像はJR北海道ニュースリリースから

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