鉄道ファン2026年5月号(通巻781号)
『鉄道ファン』2026年5月号
2026年3月21日発売
定価1300円(税込)

JR東日本・JR北海道,津軽線と海峡線の一部区間廃止を届出

JR東日本・JR北海道,津軽線と海峡線の一部区間廃止を届出

▲津軽線関係位置図と路線図(東北運輸局ニュースリリースから)

JR東日本とJR北海道は,津軽線と海峡線の一部区間について,鉄道事業法第28条の2第1項の規定にもとづく鉄道事業廃止届出を国土交通大臣へ提出したと発表した.廃止予定日は,両社ともに2027(令和9)年4月1日(木)としている.

 JR東日本が廃止を届け出たのは,津軽線の新中小国信号場—三厩間(22.2km)である.廃止を必要とする理由について同社は,2022年(令和4年)8月に発生した大雨により蟹田—三厩間で被災し,復旧方法について関係者間で議論を重ねた結果,自動車交通に転換することで合意に至ったためとしている.
 これにともない,当該の鉄道事業廃止区間に加え,定期運行列車による旅客運送を廃止する区間として蟹田—新中小国信号場間(6.6km)が示されたほか,別途手続きにより中小国駅も廃止される予定.

JR東日本・JR北海道,津軽線と海峡線の一部区間廃止を届出

▲海峡線関係位置図と路線図(東北運輸局ニュースリリースから)

 JR北海道は,海峡線の中小国—新中小国信号場間(1.8km)の廃止を届け出た.この廃止は,JR東日本による津軽線(蟹田—三厩間)の自動車交通転換にともなうものである.なお,当該区間については廃止後もJR東日本が引き続き維持・管理を行なうため,現在運行されている貨物列車や団体臨時列車などの運行に影響はないとしている.
 今後は合意にもとづき,自動車交通の運行計画などの調整を進め,地域住民の利便性確保を図る方針である.

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