写真:箱根登山鉄道3100形 編集部撮影 入生田車庫にて 2017-4-20(取材協力:箱根登山鉄道)
小田急箱根は,箱根湯本—強羅間(8.9km)を走行する旅客列車の安全性や安心感のさらなる向上を目的として,2026(令和8)年3月から車両への安全関連装置を順次導入すると発表した.
▲車内防犯カメラ(左)と車内非常通話装置
今回の取組は,車内外の状況把握,非常時の連絡性,乗降時の視認性向上,転落防止,そして誤開扉防止など,多面的に安全性を高めることを狙いとしている.
対象は,100形および1000形の一部車両を除く全18両で,車内での迷惑行為や犯罪の抑止や状況把握の強化のために「車内防犯カメラ」を設置する.
あわせて,一部車両に設置されている通話機能のない非常ボタンについては,乗客と乗務員が直接会話できる「車内非常通話装置」へと順次更新する.
▲車両側方カメラ・乗務員室モニター
車両側面には,夜間や悪天候といった低照度下や明暗差の激しい環境でも鮮明な映像を確保できる「車両側方カメラ」を設置し,乗務員室内のモニタで確認することで安全確認の精度向上を図る.
▲ホーム検知システム(超音波センサ)
超音波センサを用いてホームを検知する「ホーム検知システム」を導入し,ホームがある側のみドア開扉を可能にすることで,ホーム以外での誤開扉を物理的に防止する.
▲車外放送スピーカー
このほか,列車の到着・出発時にホーム上の乗客へ注意喚起を行なう「車外放送スピーカー」の新設や,連結部における転落事故を防ぐため,停車中に4言語で床下から注意喚起を流す「併結間転落防止放送装置」の導入も進める.
▲併結間転落防止放送装置
一部画像は小田急箱根のニュースリリースから













