写真:南海電気鉄道8300系 松本洋一撮影 住ノ江検車区にて 2015-9-2(取材協力:南海電気鉄道)
南海電気鉄道とJR西日本テクシアは,2026(令和8)年3月24日(火)から新今宮駅において,「転落検知システム」の本格運用を開始すると発表した.
両社は,2025(令和7)年7月1日(火)から2026(令和8)年1月30日(金)まで現地検証を実施してきたが,検知性能をはじめとする各種機能で良好な結果が得られたため,実用化に至った.
本システムは,ホーム上に設置した2Dセンサを用いてホーム端と線路の境界部にスクリーン状の検知エリアを構築するものである.このエリアを遮る人や大きな荷物などの転落を自動的に検知し,接近する列車や駅係員へ即座に異常を通知する仕組みを備えている.
▲転落発生時の通知(左)と検知エリアのイメージ
従来の非常通報ボタンは発見者が手動で押す必要があったが,人による操作を介さずに異常を即時通知できる.これにより,通知までの時間を大幅に短縮し,周囲に人がいない状況下でも確実な対応を可能にする.
システムは,まず新今宮駅の1番線ホーム(高野線)に導入され,今後は必要とされるホームへの設置を順次拡大する.また,同時に検証を進めてきた「ホーム端接近警報システム」についても,2026(令和8)年度内の運用開始に向けて引き続き取り組むとしている.
一部画像は南海電気鉄道ニュースリリースから













