三陸鉄道は,2026(令和8)年3月14日にダイヤ改正を実施すると発表した.
今回のダイヤ改正では,沿線住民や観光客が「利用しやすい鉄道」を目指す.新たに宮古4:40発岩手船越行きの快速列車1本を設定するほか,朝夕の通勤・通学時間帯の利便性確保や各JR在来線との接続を強化する.あわせて,次の列車が来るまでの待ち時間を短縮することで,移動の効率化を図る.
ダイヤ改正日と同日には,経営基盤を強化し,安全輸送の確保やサービスの向上を図るため,運賃も改定される.消費税増税にともなうものを除けば,同社にとって29年ぶりの改定となる.運賃改定の背景には,近年の燃料費や資材高騰による経費の増加,沿線人口の減少にともなう旅客運輸収入の減少を挙げている.改定率は全体で平均7.6%で,内訳は,定期外(普通運賃)が10.3%,通勤定期が7.1%,通学定期が2.3%となっている.
運賃改定にともない,沿線住民への負担を低減させるための取組も講じる.定期券については割引率を引き上げることで改定による影響を抑えるほか,従来よりも割引率の高い新しい回数券の発行も予定されている.
写真:三陸鉄道WEBサイトから












