
▲現行の顔認証改札機
JR西日本は,大阪駅と新大阪駅に新タイプの「顔認証改札機」を導入すると発表した.
▲新たな顔認証改札機
導入されるのは,従来から使用されているIC専用の標準形改札機をベースに,顔認証機能を増設したもので,これまで大阪駅(うめきた地下口)で運用されていたウォークスルー形のデザインから,より現実的な運用を見据えた「新たな標準」へと変更する.
既存改札機の改造により導入を可能にすることで,将来の他駅への展開を見据えた構成としたほか,技術面では,進行方向の縦列にカメラを2台配置することで認証精度の向上を図る.ICカードと顔認証の両サービスをふだん使いの同じ改札機で利用可能にすることで,改札機の設置台数を維持しながら利便性を高める.
▲設置場所概要
次世代のシームレスな移動サービスの構築に向け,実証モニターの募集を継続する.対象区間は大阪—新大阪間で,当該区間を含む「ICOCA定期券」を所持し,モニター登録を行なったユーザーが対象となる.
設置場所は,大阪駅のうめきた地下口と連絡橋口,新大阪駅の東口である.今回の実験では新たな標準改札機の利用状況や,とくにラッシュ時の動向を把握することを目的としている.
なお,2026(令和8)年2月2日(月)から3月1日(日)までは,工事と準備期間のため,顔認証の利用は一時停止される.新システムによる運用や新規募集の受付は,2026(令和8)年3月2日(月)から開始する予定.
JR西日本グループは,今回の利用状況を踏まえてほかの改札口や駅への展開を検討する.生体認証を活用したチケットレス認証手法を確立することで,駅ビジョンに掲げるイノベーションとお客様サービスの変革を加速させるとしている.
画像はすべてJR西日本ニュースリリースから












