鉄道ファン2026年3月号(通巻779号)
『鉄道ファン』2026年3月号
2026年1月21日発売
定価1300円(税込)

西鉄,3月14日に天神大牟田線,貝塚線でダイヤ改正を実施
〜天神大牟田線に有料座席列車「Nライナー」を導入〜

西日本鉄道 3000形

写真:西日本鉄道3000形  松本洋一撮影  筑紫車庫にて  2006-3-23(取材協力:西日本鉄道)

西日本鉄道は,2026(令和8)年3月14日(土)に,天神大牟田線と貝塚線でダイヤ改正を実施すると発表した.

 今回の改正は,沿線開発や「天神ビッグバン」の進ちょくにともなう利用者増加への対応や,利便性向上を目的としている.天神大牟田線では2024(令和6)年3月以来2年ぶり,貝塚線では2007(平成19)年4月以来19年ぶりの改正となる.
 天神大牟田線では,平日夕方のラッシュ時間帯に有料座席列車「Nライナー」の運行を開始する.3000形5両編成を使用し,西鉄福岡(天神)19:11発→大牟田20:21着とする1本が設定される.停車駅については,西鉄福岡(天神)・薬院を乗車専用駅とし,西鉄二日市以降の大牟田までの主要駅を降車専用駅とする.
 利用にあたっては,通常運賃に加えて400円の座席料金が必要で,予約・決済は事前に「西鉄電車 LINE公式アカウント」を通じて行なう.座席指定はなく,乗車後に空いている席を利用する.

写真:西日本鉄道6000形

写真:西日本鉄道6000形  編集部撮影  柳川車庫にて  1993-4-23(取材協力:西日本鉄道)

 平日朝(7時30分〜9時)では,西鉄福岡(天神)へ到着する上り普通列車を3本増便することで混雑緩和を図る.太宰府観光の利便性向上を目的に,平日午前の西鉄福岡(天神)発太宰府行き急行列車を現行の2本から6本に増やす.
 また,運行効率化のため,西鉄二日市—太宰府間では一部を除きワンマン運転を開始する.

西日本鉄道 600形

写真:西日本鉄道600形  松本洋一撮影  香椎花園前—唐の原間にて  2014-7-14

 貝塚線では,平日朝のラッシュ時間帯(7時30分〜8時30分)の混雑緩和に向けてダイヤを見直す.特に混雑が著しい香椎花園前—貝塚間では2本の増便を行なう一方,西鉄新宮—香椎花園前間では1本の減便となる.
 この増便に対応するため,香椎花園前駅の東側に「2番のりば」を新設し,3月16日(月)から供用を開始する.同ホームには平日朝のラッシュ時に同駅を始発・終点とする列車が発着する予定.

写真:西日本鉄道7050形

写真:西日本鉄道7050形  編集部撮影  柳川車庫にて  2003-3-28(取材協力:西日本鉄道)

 車両面では,老朽化した600形の置換えとして天神大牟田線で運用されている7050形の導入を進める.2027(令和9)年度までに計9編成を導入して保有数を現行より1編成増やすことで,全体の輸送力増強を目指す.貝塚線での7050形の運用開始は2月下旬を予定している.
 このほか,運用の効率化として,従来の土曜ダイヤと日祝ダイヤを統合し,新たに「土曜・休日ダイヤ」とする.

西日本鉄道「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」

写真:西日本鉄道「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」 編集部撮影 筑紫工場にて 2019-2-1(取材協力:西日本鉄道)

 地域を味わう旅を提供する観光列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」についても,3月14日(土)から運行時刻を変更する.料金については,原材料費や人件費の高騰にともなう運賃改定にあわせて,4月1日(水)運行分から大人13000円,お子さまメニュー7000円へとそれぞれ改定する.
 詳しくは,西日本鉄道ニュースリリースに掲載されている.

写真はすべてイメージです.

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