写真:南海電気鉄道 50000系「ラピート」 百々貴俊撮影 松ノ浜にて 2016-5-22
南海電気鉄道は,2026(令和8)年4月1日(水)から特急・座席指定料金を改定すると発表した.
今回の改定は,将来にわたり特急列車による快適な移動サービスを継続的に提供することに加え,2030(令和12)年度を目標とする磁気乗車券の廃止やデジタル・キャッシュレス化の推進を目的としている.
改定では,デジタル利用を促す「チケットレス特急料金」を導入する.これにより,スマートフォンなどを利用した「南海・特急チケットレスサービス」で座席を購入する場合,窓口などで購入する改定後の通常料金よりも一律で150円安く設定される.
▲改定後の料金比較(大人1名)
対象となる列車は“ラピート”,“サザン”,“こうや”,“りんかん”,“泉北ライナー”の全特急列車で,例えば“ラピート”の通常料金が700円となる一方で,チケットレス料金は550円に設定されている.ただし,“ラピート”の特別車両料金(スーパーシート)の210円は据え置く.
写真:南海電気鉄道11000系 新今宮にて 清水 薫撮影 2002-8-23
あわせて,「車内加算料金制度」も開始する.特急列車の車内で特急券や座席指定券を購入する場合,改定後の料金に一律300円(大人・小児同額)が加算される仕組みで,観光列車「GRAN 天空」にも適用される.
新料金体系への移行にともない,既存の割引制度やサービスを見直す.特定特別急行料金(100円特急券)や定期特別急行料金,定期座席指定料金を廃止し,チケットレスサービスのポイント付与率についても,分かりやすい1%へと変更される.企画乗車券(おトクなきっぷ・南海デジタルきっぷ)についても,料金改定にあわせた発売額の見直しが予定されている.
写真:南海電気鉄道12000系 松本洋一撮影 住ノ江検車区羽倉崎検車支区にて 2011-6-1(取材協力:南海電気鉄道)
新料金体系の導入に先立ち,2月1日(日)から3月31日(火)までの間,新規入会して特急を2回以上利用したユーザーに1100ポイントを進呈するキャンペーンを実施し,チケットレスサービス利用への転換を進める.
一部画像は南海電気鉄道ニュースリリースから










