鉄道ファン2026年3月号(通巻779号)
『鉄道ファン』2026年3月号
2026年1月21日発売
定価1300円(税込)

長良川鉄道,ナガラ600形「603号車」を3月に導入へ
〜愛称は「せいりゅう号」〜

長良川鉄道,ナガラ600形「603号車」を3月に導入へ

▲ナガラ600形「603号車」外装イメージ

長良川鉄道は,老朽化した車両の更新を目的に,新形車両ナガラ600形「603号車」を導入すると発表した.

 ナガラ600形は,2021(令和3)年度に国鉄急行色をイメージした「601号車」,2023(令和5)年にはキハ48形をイメージした柿色(朱色5号)の「602号車」を導入しているが,「603号車」では外装デザインを大幅に変更する.
 一千有余年の伝統を誇る関市の「小瀬鵜飼」をあしらい,長良川の夕闇をイメージした「ウカイブルー(濃い青色)」をメインカラーに採用している.内装についても,清流長良川と沿線の古い町並みをイメージした青色を基調とし,アクセントカラーとして濃い茶色を配している.
 車両の愛称は,2025(令和7)年8月から9月にかけて実施された公募によって「せいりゅう(清流号)」に決定した.流域住民に愛される長良川のように,沿線の人々を支え愛される存在になることを願って命名された.

長良川鉄道,ナガラ600形「603号車」を3月に導入へ

▲ナガラ600形「603号車」内装イメージ

 車両は,長さ17.9m,定員116人(座席42名・立席74名)で,座席にはロングシートを採用している.車椅子スペースが2箇所設置され,バリアフリーにも対応している.導入費用は約2.5億円であり,国,県,沿線市町からの補助金が財源として充てられる.
 運行開始に向けて,車体に取り付けるサボやヘッドマーク,記念入場券などの演出アイテムも作成される.これらの作成費用については,2025(令和7)年末にクラウドファンディングが実施され,目標額150万円を大きく上回る244万3901円の支援金が寄せられた.
 運行開始は2026(令和8)年3月下旬の予定で,同時期に関駅では出発式の開催が予定されている.

画像はすべて長良川鉄道ニュースリリースから

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