鉄道ファン2026年3月号(通巻779号)
『鉄道ファン』2026年3月号
2026年1月21日発売
定価1300円(税込)

近鉄1A系が営業運転を開始

近鉄1A系が営業運転を開始

近畿日本鉄道では,2026(令和8)年1月16日(金),大阪・名古屋線用の新形車両1A系の営業運転が開始されました.
 1A系は,先に登場した奈良・京都線用8A系に対して,大阪線の連続勾配区間対策として,抑速回生ブレーキ失効時に使用する抑速発電ブレーキ用の抵抗器を搭載していることが特徴で,「シリーズ21」各系列の投入がなかった名古屋線においては,1997(平成9)年に投入された5800系以来,28年ぶりの一般車新製投入となります.
 当日は,近鉄名古屋11時41分発の急行松坂行きから運用入りしましたが,この際,名古屋方1A系1A02編成+中川方1233系VC43編成の6連での運行となり,通常名古屋線で組成される名古屋方2連+中川方4連と異なる,いわゆる「逆組成」編成が充当されました.
 松坂到着後は編成ごと差し替えられ,以降は名古屋方1259系VC65編成+中川方1A系1A03編成での運行となりました.
 1A系はトイレ付L/Cカーであることから,今後名古屋線系統においては主に急行に充当されるものと思われ,置き換えが予想される2610系など古参車の去就も注目されます.

写真:伊勢朝日—川越富洲原間にて 2026-1-16
投稿:藤原 正博

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